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【月商80万円/借金0円】面貸しサロンの美容師、カメラマンで起業

【月商80万円/借金0円】面貸しサロンの美容師、カメラマンで起業
目次

起業の詳細について

形態(法人or個人事業主)

個人事業主 
美容室にて、面貸しにて仕事する。 

起業した経緯

専門学校を卒業後、美容師として社員にて勤務。アシスタント時代の厳しい低賃金にての下積みを経て、スタイリストへ。
スタイリストになれば、給料は上がると思っていましたが、月給15万程度と厳しい状態が続き、なおかつ後輩の教育により残業の毎日。
休日は週に1日。その日は講習会などの参加もあり、ゆっくり休むこともできない日々が続きました。
辛い毎日でしたが、技術、接客スキルは上がり、美容師としての自信がついた頃、美容の仕事を通して触ることになった一眼レフに夢中になりました。
ヘアカタログのモデルさん撮影の時、ヘアメイクだけが自分の仕事でしたが、カメラについてカメラマンさんから話を聞き、教えてもらうことで、自分でスタイル作りからカメラワークまでやりたい。カメラをもっと学ぶためにカメラの学校に通いたい。
そのため、自分の勉強する時間を確保するために勤めていた美容室を退社。 
面貸しサロンへ。面貸しサロンとは、美容師の個人事業主の集まりで構成されたサロンで、自分が使う席の分だけの家賃を払い、あとは自由に自分で営業できるというスタイルです。休みも考慮できるので、即決で挑戦することに決めました。

起業前の経歴

鹿児島にて美容専門学校の通信教育へ。家から近い小さな美容室で学びました。長い将来を考え、1度大きなサロンで働くべきだと思い、福岡に引っ越し。
福岡の大型店勤務。お客様が多いサロンで美容についてしっかり学ぶことが出来ました。
23歳の時にチーフスタイリストに昇進。そのまま若さゆえの頑張りが認められ25歳にて店長を務めることに。
お店でのマネジメント、経営、企画、商品についてなど、社長、取引先などを絡め教えて頂き、技術接客以外の部分として、お店成り立たせるノウハウも教えてもらいました。 

起業内容

美容を通し、お客様を幸せにすること。
これを自分の軸に起き、面貸しサロンならではのマンツーマンにての技術接客でお客様に親密に関わり、お客様の笑顔を増やしていきました。
予約時間、休日は自分で決め、平日の4日間は美容師として仕事。残りの日はカメラを学びに学校に通い、卒業後は美容師以外の仕事として、マタニティーフォトや家族写真、子供の写真、遺影の写真など、撮影の仕事も行いました。
県外からの仕事も紹介にて受けることがあったので、福岡だけではなく、大阪、名古屋へ出張にてヘアメイク、撮影を行うこともありました。 

イメージしていた成功ストーリー

撮影の仕事を通し、雑誌やテレビの仕事まで幅が広がり活躍の場が増えてくれば、それに伴い金銭面にゆとりが出来、最終的には面貸しの美容室は辞め、自分でフォトスタジオをオープンさせようと考えていました。
普段は自分のスタジオで仕事。オファーがあれば県外に足を運び、場所を選ばず仕事もできる。名前が売れれば仕事の単価も上がり、週の半分ほど働き、残りは自分の時間、家族との時間にして私生活の充実も得ようと考えていました。 

サービス・商品メニュー内容

美容師としてのメニュー
カット カラー パーマ トリートメント 
カメラマンとしてのメニュー
マタニティーフォト カップル撮影 ウェディングフォト 家族撮影 証明写真撮影 記念写真 子供の撮影 ご遺影、還暦などの撮影

上手くいった点

自分が女性ということもあり、美容師としても髪についての相談をしやすいと言って頂けていました。予約時間についても自分で自由に決められるので、深夜での予約受付を可能にしたり、早朝での受付をしたりと、お客様のライフスタイルに合わせた技術の提供が出来ていました。
カメラの方でも、女性カメラマンということで、マタニティーフォトでもお客様が緊張することがなかったり、肌が出る衣装に関しても、お客様自信が恥ずかしがらずに撮影に望めたりと上手くいった点は多かったです。 
撮影時のヘアメイクもお客様は何もせず、こちらで全部行っていたので、一番綺麗な状態での撮影が望めていました。 

失敗した点

面貸しサロンでは、同じフロアに同じように個人事業主として働く美容師がいます。
例えばサロンを綺麗に使いたい!と考えていても周りが掃除に無頓着だったり、お客様に静かに過ごして頂きたい時も、隣の席で大声で話す美容師がいたりと、自分が思うリラックスできる空間作りは出来ませんでした。
カメラの方では、撮影が終わった後のデータの編集がとても大変で、仕事が終わるのが早くても編集作業に追われ、徹夜した日も多くありました。
2つの仕事を同時にやっていくので、時間のゆとりは取れない状態になっていきました。

特に心に残っている失敗エピソード

急ぎの撮影データの納品が重なり、深夜まで編集作業をし納品。
翌日は早朝から美容師としての仕事。この繰り返しで疲労により倒れました。
それから2週間入院となり、予定していた仕事はキャンセルや延期となりました。
これをきっかけに信用をなくし、離れてしまったお客様もいらっしゃいました。
復帰後は仕事の量を減らし、ゆとりを作りましたが、その分収入は半減。自分一人での経営は自分次第で収入は大きく変わりますし、休んだ分だけその後に大きく打撃を受けるので苦い経験となりました。

起業の結果について

人数(社員やアルバイト)

自分1人で基本は仕事し、知り合いの美容師が手伝いに来る時は日払いで給料を渡していました。

最大月商

80万

最大借金

なし。借り入れはしていません。

結果(今の状態)

2つの仕事に手を広げすぎて回らなくなってしまったので、原点に戻ろう、と面貸しでの勤務体制を辞めました。
今は、原点に戻ろう、とカメラの仕事は2割程度にし、田舎に美容室をオープン。
一人で経営するプライベートサロンです。別室でスタジオも作り、移動をしなくともすぐ撮影ができるようにしました。
重たい機材を持っての出張も今はないので体への負担はなくなり 無理のない範囲で仕事が出来ています。
サロンも大きく出さずに、お客様がゆっくり過ごせるプライベートな空間にしたので、今の方がお客様にも喜んで頂いております。 

過去の自分が改善すべきだった点

興味を持ったことに全力で取り組んだことは良かったのですが、自分のキャパが分からないままがむしゃらに働いていたので、
1つずつゆっくりと確実に仕事すべきだったと反省しています。
仕事の量が増え、日々が忙しくなることで、お客様と向き合い お客様のことを考える時間は少なくなっていた気がします。
根本のお客様を美容を通して幸せにしたいという自分の軸がずれてしまっていたので、最初に決めた自分の軸やコンセプトは忘れずに、確実に信用を勝ちとれる仕事をしていくべきたど思います。

これから起業する人へのアドバイス

何より身体が資本です。
健康でなければ戦うことは出来ません。自分のペースで無理なく仕事をすることが大事だと思います。
そうすることで、自分が何をしたいのかじっくり考え、仕事の軌道修正をかける時間を作る事が出来ます。これが出来ると、失敗は大幅に減ります。

焦るといいことは一つもありません。

日々自分と向き合いながら 周りを元気にし、周りを豊かにできるような前向きな思考で仕事に取り組めば、
どんな業種でもたくさんの人が手を貸し、応援してくれて、仕事は上手くいくようになると思います。

逆に、仕事に前向きになれない方や、根本働く事があまり好きでは無い方は、自分のペースで仕事することに長けているかと思います。
しかし休み過ぎてもダメです。休むけど、止まることはしない。それを忘れずにいれば必ず前進していきます。

楽しい将来を掴むために頑張りましょう!!!

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